2017大会・デモと発表会

千葉ノード大会は、ロボカップジュニアの千葉県予選会ですが、関東ブロック大会への推薦チームを決めるためだけの大会ではありません。千葉ノード大会では、大会参加の意義を深めるために、競技以外の学びの場も用意することを、毎年試みています。ロボカップジュニアでは「勝ち負け」ではなく、ロボカップジュニアの活動や経験を通して「どれだけ多くのことを学ぶか」を大切にしています。
 
今年は、以下の方々にデモンストレーションや発表の場を用意して頂きました。ご協力に深く感謝します。
 
【世界大会報告会】
開会式で、千葉ノードから世界大会2016に参加した選手・千葉さんが、ドイツでの世界大会の様子について、写真や動画とともに紹介して下さいました。ロボカップジュニアでは、ノードが世界までつながっていることを実感できたと思います。世界大会での各国選手との協力・交流や、巨大なフィールドを用いたスーパーチーム対戦の様子を教えて下さいました。
 
チームのブログでも世界大会の様子やロボカップジュニアについての情報を公開して下さっています。ぜひご覧ください。
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【マイクロマウス紹介】
競技終了後、表彰式までの間に、OnStage競技の審査をして下さった東京理科大mice・船田様より、マイクロマウス大会というロボット大会の紹介をして頂きました。
 
実際に大会に出場したロボットで、垂直抗力を高め強い摩擦力を得るための吸引機構や、方向を検知するジャイロの機能を分かりやすく実演して下さいました。板にロボットを吸引させると板を逆さにしても落ちてこない様子や、板を回してもロボットが一定の方向を向き続ける動きに、驚いた人も多かったです。
 
過去、ロボカップジュニアに参加した選手がマイクロマウス大会に参加したり、マイクロマウス大会で得た技術や経験をロボカップジュニアに活用したケースもあります。マイクロマウス大会や、大会で使われている技術についてご紹介して下さり、ありがとうございました。
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【レスキューメイズ・デモ】
審査員やスタッフとしてご参加くださった竹間家の皆さまに、レスキューメイズのロボット実演をお引き受け頂きました。千葉ノード大会のためにフィールドもご用意下さり、ありがとうございました。競技時間中の長い時間、安定して走っているロボットは、さすが世界大会やジャパンオープンを経験してきたチームの風格がありました。
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また、競技終了後から表彰式までの間に、競技の様子やロボットについて説明して下さいました。
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レスキューメイズはレスキューラインに比べ、上級者向けとされているせいか、参加チームがなかなか増えません。千葉ノードでもエントリーは1チームですし、関東ブロック全体でも5チームです。ご興味の出た方は、ぜひメイズ競技への参加もご検討ください。
 
また、ブログで千葉ノード大会の様子を伝えて下さっています。
千葉ノード大会のレスキューフィールド
千葉ノード大会
 
【研究紹介】
レスキュー競技の審査をしてくださった湯口様が、競技終了後、表彰式までの間に、ご自身のロボカップジュニアでの経験や現在の研究の様子を紹介してくださいました。資料をご用意下さり、ありがとうございました。
 
湯口様は奈良先端科学技術大学院大学の大学院生で、ロボティクス研究室では実際にどのような研究をしているのか、分かりやすく説明して下さいました。高校時代に千葉ノード大会でレスキュー競技に参加していた選手が、今はこのようにロボット研究に携わっているということが、今回千葉ノード大会に参加した選手にも刺激になったことと思います。
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