2017大会・プレゼンテーション賞
千葉ノード大会に限らず、ロボカップジュニアの大会では、大会会場でプレゼンテーションポスターの掲示が義務づけられています。ロボカップジュニアでは、情報の共有や表現能力の向上を大切にしているからです。
ロボカップジュニア2017千葉ノード大会では、審査員の方に審査をお願いし、優れたプレゼンテーションポスター・2チームに対して「プレゼンテーション賞」の授与を行いました。
受賞したチームは「るうろお」「ていらあ」の2チームです。おめでとうございます。
副賞として、協賛下さいました尼崎僚平様・千絵様より工具セットが贈られました。
審査員の方々から、大会当日の表彰式でご講評頂きましたが、改めてお言葉を頂きましたので、紹介いたします。選手の皆さんは、ぜひ参考にして、より良いプレゼンテーションポスターを目指してください。
■審査員・竹間(直)様より
プレゼンポスターの意義を理解しているチームが多くて良かったと思います。僅差でした。
講評については閉会式で述べたように、センサーやモーターなどはどの?いくつ?どこに?なんのために?使っているかを記載してあると、もっとCoolなプレゼンになるでしょう。
その他に、次に向けていくつかアドバイスをしたいと思います。
1 目立て!チーム名をアピールしよう!
チーム名が分かりにくい物や小さいものが多いのは、残念です。まずは引き付けましょう。
2 何を説明したいか?見出しにしよう!
枠で囲ったり、色を変えたり、様々な工夫がありました。すばらしい!じゃあ、どこで差をつける?
3 一番言いたい単語を強調しよう!
文字の色、フォント、大きさを変えたり、下線を引いたり、工夫をしてみてください。
4 短い、インパクトのある文章にしよう!
なかなか、長い文章を立ったままの人に読ませるのは大変です。
写真や図を説明の補助に使い、文章をコンパクトにしましょう。
私は閉会式でもうひとつ言いました。覚えていてくれたら嬉しいです。
■審査員・田村様より
プレゼンテーション賞を選出させていただくにあたり、参加されたチームの皆さんのプレゼンテーションポスターを拝見しました。どのチームもメッセージを伝える姿勢を持っていてよかったと思います。ほとんどのチームは、ロボットの車体・回路・プログラムなどの仕組みについて触れていました。そして、数年前と比べて、デザインのレベルが向上していると感じました。
良いポスターとは、チームのロボットの特徴や工夫したことが伝わりやすいポスターです。せっかく頑張って作ったロボットなのですから、惜しみなくアピールしましょう。
特に良いな、と思ったチームは、「ロボットのアピールポイントが明確」「(読む人にとって)納得しやすい説明がされている」「目を引きやすいデザイン」「写真と説明を効果的に用いている」「でかい(重要)」という特長がありました。参加チームの皆さんは他のチームのポスターの良いと思ったところを真似したり、周りの人に見せてアドバイスを受けて改良したりして、関東ブロック大会や来年の大会に挑んでください。