2017大会・レスキュー結果

ロボカップジュニア2017千葉ノード大会で行われた、レスキュー(日本リーグ)と、レスキューライン(ワールドリーグ)の競技結果をお伝えします。また、競技運営担当者と審査員からの講評も掲載します。
 
■レスキュー(日本リーグ)

順位 番号 チーム名 1回目 2回目 高い方
1 RN03 HAYATE 126 83 126
2 RN02 まくすうぇる 103 78 103
3 RN01 パウリ 3 3 3

 
■レスキューライン(ワールドリーグ)

順位 番号 チーム名 1回目 2回目 高い方
1 RL02 るうろお 33 172 172
2 RL04 すとぉるまん 95 25 95
3 RL03 Jamming 13 77 77
4 RL01 ちばふ技術部 13 60 60
5 RL05 GSU::ResCue[3] 3 0 3

 
■詳細な結果一覧(画像)
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■千葉ノード・レスキュー技術委員・山口より
今年は避難ゾーンまで到達したチームはありましたが、残念ながら被災者の救出に成功したチームはありませんでした。
チェックポイントでの得点計算方法が変わり、チェックポイントの置き方により同じ走行内容でも取得できる得点が変動します。取れるはずの点数をとり逃したチームもありました。
ルールをよく読んで、得点の取りこぼしが無いようにしましょう。
とはいえ、ルールにある基本的な得点要素(バンプ、ギャップ、障害物、交差点)がクリアできているチームほどチェックポイントの得点も高い傾向があります。ルールにある基本的な事はクリアできるように仕上げることが大事です。
また工夫されたロボットが多く、ハラハラドキドキの走行もあり、実況アナウンスとの相乗効果で見ていても楽しい大会となったように思います。
関東ブロック大会に進んだチームは、ノード大会での問題点を修正してジャパンを目指して頑張ってください。
 
■審査員・天津様より
最初の競技では被災者のいる部屋までたどり着けたチームは残念ながらいませんでしたが,二回目の競技までの調整時間でロボットを改善し,二回目に部屋までたどり着けるチームが多数見られました.
どのチームのロボットもよく工夫されていて,障害物を回避したり,コースの難関を通過するような機構が備わっており,インタビューのとき,詳細に答えてくれました.
また,ルールを上手く利用して,途中,ロボットがコースを外れてしまうような場所に対しては,その後の場所から競技再開することによって回避しているチームがいたのが印象に残りました.
レスキュー競技は得点の良し悪しで順位が決まるので,ルールを正しく把握して高得点を狙えるような作戦を取るのも有効だということです.
来年挑戦するときには,今回クリアできなかった課題をクリアできるようになっていてほしいと思います.
失敗は成功の元と言います.今回の千葉ノードで,失敗することで新しい課題や,今まで見えてこなかった改善点などが見えてくるでしょう.
ぜひ来年はこの経験を活かし,もっと良いロボットを作ってきてください.
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