2017大会・OnStage競技の様子

ロボカップジュニア2017千葉ノード大会では、OnStage競技に4チームが参加しました。(昨年度まではダンス競技と呼ばれていました)。なお、2009年以降、千葉市子ども交流館で大会を行うようになってからは、最も多いチーム数です。
 
OnStage競技は、日本リーグとワールドリーグの2つのリーグに分かれています。千葉ノード大会では、それぞれのリーグに2チームずつ参加しました。
 
OnStage競技では、審査員による審査点で評価されます。今回、3名の審査員の方々が、長い時間をかけて審査してくださいました。皆さま、ロボット制作・制御や、大会参加経験の深い方々ですので、ロボットの工夫や技術的な特長を見抜いて、的確な審査やアドバイスをして下さいました。会場に笑顔があふれる和やかな審査と競技になりました。
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■競技結果
 
ON01 THEJAPAN UNIFICATION
パフォーマンス点 34/150
テクニカルインタビュー点 76/150
合計点 110/300
 
ON02 びる・げいつ
パフォーマンス点 84/150
テクニカルインタビュー点 106/150
合計点 190/300
 
OW01 NORMAL
パフォーマンス点 82/120
テクニカルインタビュー点 61/90
テクニカルデモンストレーション点 72/90
合計点 215/300
 
OW02 ていらあ
パフォーマンス点 43/120
テクニカルインタビュー点 52/90
テクニカルデモンストレーション点 81/90
合計点 176/300
 
■準備・審査・パフォーマンスの様子
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■表彰
 
4チームすべてで、大変な工夫や労力が投入されていることが明らかでしたので、全チームを表彰しました。実際、どのチームが関東ブロック大会に進んだとしても、高い評価を受けると思います。
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■審査員講評
 
千葉工業大学先進工学部未来ロボティクス学科・林原先生より、お言葉をお預かりしていますのでお伝えします。
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お呼びいただきありがとうございます.
参加した皆さんの熱意が感じられる大会でした.
残念ながら本番で思うように動かなかったロボットもありましたが,それも含めて今後の成長の糧としていただければと思います.
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東京理科大学のロボットサークルmiceの船田様からのお言葉も、お伝えします。
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今回初めてOnStageの審査員をさせて頂きましたが,どのチームもそれぞれロボットに対して明確なコンセプトをもって製作していることが感じられました.
ただ,少し残念だったのがセンサーを用いていたロボットを作っていたチームが少なかった事です.せっかく高性能なプロセッサーを用いていても,ただ作りこんだ動きを再現するだけでは少し物足りないかなと思います.音センサーを用いてロボットが音に反応して動くだとか,一緒に踊っている人間に反応して動くなどの工夫をすれば,よりロボットらしい動きが出来るようになり,可能性が広がるかなと思います.OnStage競技だけでなく,ほかの競技に参加しているロボットを観察すると意外なアイデアが出てくるかもしれませんよ?
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■スタッフ
 
OnStageのスタッフとして、長時間、競技運営にご協力下さって、ありがとうございました。また、音響設備の使用法や機器の接続について、千葉市子ども交流館の皆さまにも大変お世話になりました。ありがとうございました。
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