2020大会・ライントレース競技

昨年2019年11月17日にロボカップジュニア2020千葉ノード大会で行われた、ライントレース競技の様子をお伝えします。ライントレース競技はロボカップジュニア競技ではなく、千葉ノード・オリジナルのロボット入門者向け競技です。(残念ながら2020年に行われる2021大会では新型コロナ対応のため、ライントレース競技は実施されません)
10チームが参加し、9チームが完走しました。(第1位・第5位で同タイムが2チームあります)
第1位 28秒 ジャイアントパンダ丸
第1位 28秒 奥津
第3位 29秒 ヤマグチ
第4位 33秒 りくと
第5位 39秒 ちぐの
第5位 52秒 チームDN
第7位 65秒 しゃけおにぎり
第8位 101秒 麻薬取締班
第9位 186秒 Terminal
また、チャレンジ精神を持って取り組んで多くのことを学び、興味深いロボットを製作・制御したチームを表彰する「フロンティア賞」は、チーム「ヤマグチ」が受賞しました。
DSC09033
DSC08591
DSC08813
DSC08724
 
■審査員・ご講評
ライントレース競技のフロンティア賞審査をご担当下さった中井様より、ご講評を頂いていますので、お伝えします。
DSC08683
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今大会では2チームが同率1位になるなど, 1秒単位の接戦が繰り広げられ, 楽しませていただきました. ありがとうございました.
さて, 競技後の選手インタビューでは, ロボットの得意・不得意なところを中心にお聞きしました.
これは, 他部門におけるインタビュー・プレゼンテーションを少し意識してみたものです.
自分が作ったロボットの得意・不得意なところ
(たとえば : 直線は速いけどきついカーブは苦手 / ゆっくりだけど着実にゴールできる, など…)
を把握すると, それに基づいて より速くしてみる・対策を追加してみるなど, ステップアップにつなげることができます.
そのためには, たとえば, ひたすらまっすぐのコース, あるいはまがりくねったコースなど, 何種類かテストコースをつくってみて,
製作中に試しておく, などができると思います.
今回ライントレースロボットを作ることで得たさまざまな経験は, かならず将来役にたちます.
(なにがどう役にたつかはわからないものです : もちろん次のロボットづくりかもしれないし, プログラミング, 物理の勉強,プロジェクトの進め方, 他の人との協力…)
完走できたひとも, できなかったひとも, ぜひ自信を持って, 今後も挑戦を続けてみてください.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■表彰
完走チームの皆さまには記録証をお渡ししました。副賞として、第1位の2チームには、オリエンタルモーター株式会社にご協賛頂いた「ステップマスターわかば編」と「ステッピングモーター」をお渡ししました。上位チームには株式会社浜野製作所様からご協賛いただいたファクトリーロボ ドッグ、他のチームにも竹間家からご提供いただいた学習キットなどをお渡ししました。
また、フロンティア賞受賞者には副賞として、尼崎僚平様・千絵様が株式会社CambrianRobotics様とともにご協賛下さったAI Robot Kitをお渡ししました。
DSC09494
DSC09556