2019大会・OnStage競技の様子
2018年11月18日のロボカップジュニア2019千葉ノード大会で行われた、OnStage競技の様子を振り返ります。
OnStage競技は、日本リーグとワールドリーグの2つのリーグに分かれています。審査員による審査点で評価されます。今回、3名の審査員の方々が、長い時間をかけて審査してくださいました。皆さま、ロボットの研究やロボカップジュニア、ロボット教育に深く関わっている方々ですので、大会当日のロボットについて審査するだけでなく、過去の準備の様子や今後の課題についてまで、様々な視点からアドバイスして下さいました。
例年、千葉ノードからOnStage競技に参加したチームは、その後活躍する場合が多いです。丁寧な審査・アドバイスと、審査員とのやりとりを活用しようとする選手の皆さんによる成果が大きいと思います。
■審査員・澁谷 先生・ご講評
本大会の OnStage 競技には、ワールドリーグと日本リーグにそれぞれ1チームずつのエントリーがありました。両チームとも、個性的なテーマ設定のもとでロボット製作に臨み、大会当日は素晴らしい演技をみせてくれました。また、インタビューの様子も大変しっかりしたものでした。
画像認識やロボットの協調制御など、それぞれに技術的工夫があり、限られた製作時間のなかでも挑戦していく姿勢を感じました。
技術者にとって、このような挑戦の姿勢はとても大事なものです。ぜひ大切にしてください。
■審査員・竹間(美) 様・ご講評
年々ルールが複雑になっていく中で、選手たちが一生懸命対応しようと奮闘している頑張りが、審査員(というよりOG)としてひしひしと伝わってきました。
また、今大会ではリーグ問わず他のチームの競技を見学している選手も見受けられました。
自分が躓いている部分を、他チームがどのようにして乗り越えているのか。
ロボットの動きを”見て”、それを”真似る”のも一つの勉強だと私は考えています。
ロボカップジュニアは競技会でありますが、意見交換・情報収集の場でもありますので、勝負で一喜一憂するだけでなく、次の機会へのステップアップにつなげてほしいと思います。
皆さんの今後の活躍をOGとして期待しています。
■審査員・三上 様・ご講評
参加した選手の皆様、大会お疲れ様でした。今回の大会までや大会そのもので、失敗、成功あったかと思います。また次のブロックへ進む選手、再び千葉ノードへ挑戦する選手の皆様、やはり失敗や成功を重ねるかと思います。
先日の大会でも申し上げましたが、ガンガン失敗して、それ以上に大きな成功を収めてください。大会という壁を乗り越えた経験は、今後何に携わるとしても皆様の糧となるはずです。
それでは選手の皆様のご健闘を心よりお祈りいたします。
<審査員のインタビュー>
<表彰>