2019大会・レスキューライン事前連絡(1)

■千葉ノード大会でのレスキュー競技のコース設定についての基本的な指針
 
・ルールに規定されたレスキューライン競技のロボットに求められる基本的(※)なライントレース能力、基本的(※)な得点要素をクリアする能力の有無が確認できる難易度にする
・日本リーグとワールドリーグで難易度を分ける
・日本リーグはよりルールの範囲内でより基本的なコースを設定する
※基本的とは、得点要素、曲線、直角等でそれぞれの要素に応じてあらかじめ適切に調整した量の動作をした結果、おおむね黒線がロボットの検知範囲内にある難易度とする
 
■細則
 
1)ライントレース
以下の要素およびその複合で構成する
・直線
・坂の上り降り、2階部分は直線で構成
・大きな曲率のカーブ
・小さな曲率のカーブ
・S字カーブ
・直角
・直角よりも鈍角で接続する直線
以下の要素は設定しない
・1タイルに複数の直角
・直角よりも鋭角なライン
・坂の上り下りタイル手前への直線タイル以外の配置
 
2)ギャップ
・日本リーグでは15cm程度までを目安に設定する
・ワールドリーグではルールで規定された数および長さで設定する
・十字ギャップは設定しない
 
3)減速バンプ
・日本リーグでは直線タイルに配置する
・ワールドリーグでは曲線ないし直線部分に配置する
・坂に配置しない
・避難ゾーンに配置しない
・黒いラインに対して明らかに斜めとわかるような配置はしない
・1タイルに複数の配置はしない
・ルールに許可された高さの範囲で丸い形状、四角い形状、三角の形状等の減速バンプが配置される可能性がある
 
4)交差点
・1タイルに複数の交差点は配置しない
(同じ交差点を別方向から複数回通過することはある)
・タイルに対して十文字、ト字(逆ト字、T字)に配置した直線以外への交差点は配置しない
・日本リーグでは行き止まりは配置しない
 
5)障害物
・直線上に配置する
・右避け左避けで極端に難易度の差がないように配置する
・障害物の周りに十分な回避スペースを設ける
・避難ゾーンに配置しない
 
6)瓦礫
・配置しない
 
7)避難ゾーン
・被災者の配置、避難場所の配置はルールの規定に従う
 
レスキュー担当・山口