2026千葉・レスキューライン・ルール事前連絡
【レスキューライン チャレンジクラス、ワールドクラス】ルール事前連絡
千葉ノード大会でのルールについて連絡します。
共通事項
■適用ルール
ワールドクラスは2025年ルール
チャレンジクラスは2026年ルール
詳細は以下のURLを参照してください
https://rcjjrescue.blogspot.com/2025/10/rescue-rules-robocupjunior-japan-open.html
(参考) RCJRescueLineEntry2026-final-1-ルール変更点.pdf
■アリーナ
床や壁は白のプラスチックダンボールを養生テープで貼り合わせて作る。
必要に応じて、白のビニールテープや養生テープで補強・補修する。
・壁・・・・避難ゾーンには、高さ約10cmの壁がある。(通路、傾斜路には壁はない)
・立体交差・・・経路の立体交差は設定しませんが、柱と2階床に相当する部分は設置する予定。
・ライン・・幅約20mmの黒ビニールテープまたは黒のカッティングシートをタイルに貼る。
・タイル・・白のプラダンを30㎝×30㎝に切ったもの。
・障害物・・レンガや水の入った1.5Lペットボトルなどを使用しタイルに固定しない。
・タイルの接合部分・・・段差や隙間がある可能性がある。
※壁はテープで固定するため、多少の凸凹がある。タイルの接続部分などは、段差や隙間がある。
※避難ゾーン(救助ゾーン)でロボットを壁に押し付けて姿勢を調整する動作をする場合は、競技開始前に主審に申告すること。申告せずにロボットが壁を押してフィールドが破壊された場合は失格になることがある。
■チェックポイントマーカー
・コース設定時に置き場所を決定し公開する。(選手ミーティング時には設定している状態)
■競技回数
・1チーム 2回の予定
■注意事項
・チームメンバーはそれぞれが明確な技術的役割(ロボットの主要な構成要素を構築する役割)を持つ必要がある。明確な技術的役割が無いチームメンバーの存在が確認できた場合は、チーム自体を失格とすることがある。
・ロボットやチームメンバーが故意に壁を壊すなど、フィールドを傷付けたり、汚した場合はそのチームは失格とする。
・ロボットがスタック状態となり、ロボットの部品(タイヤカスも含む)が散乱する形跡が見られた場合は、審判の判断で競技進行停止や、チームに警告を与える場合がある。警告が繰り返された場合は失格となる。
・得点走行中にロボットが破損しても、競技中の修復はできない。
・カテゴリー賞の評価(表彰)をしない。
・ルールでは、競技アリーナに近づけるのはキャプテンと副キャプテンだけ、となっているが、チームメンバー全員が競技の時にはアリーナの近くで見てよい。
・ルールでは、競技時間中調整中にロボットが自走することを禁止しているが、競技時間を使って自走させてもよい。
・他チームの前年、または、今年のロボットに類似したロボットを使用していると確認した場合は、そのチームを失格とすることがある。
・ルールに記載がありますが、リチウムイオン電池を使用する場合はセーフティーバッグ保管が必須です。また競技会場で充電する場合はチームメンバーの監督が必要です。
■順位決定方法
・2回の競技の合計点数で順位を決定する。正規化は実施しない。
・同点の場合は競技時間の合計が短い方を優先とする。
それでも順位が付かなかった場合には、順位決定戦を行う。(スタートタイルを出て以降に得点した項目があるチーム同士のみ)
関東ブロック大会への推薦は最終得点の上位チームとしますが、スタートタイルを出て以降に得点がなかったチームは除きます。
ワールドクラス事項
■被災者
・表面をアルミテープで覆った被災者(生きている被災者)と、黒の布ガムテープで覆った被災者(死んだ被災者)
・被災者の重さは30から40g程度を予定している。
・被災者は審判が適当な位置に置く。個数はルールに従い、生きた被災者2個、死んだ被災者1個。
・被災者は壁際に偏ったりしないように配置する場所を固定します。
■競技時間
8分の予定
■ローカルルール
1.3. ドキュメント化と共有の要件
・1.3.1. ポスターは千葉ノードの指定に従った形式で作成する。
・1.3.2. 説明動画の提出は不要。
・1.3.3. チームリソースの共有は行わない。
・1.3.5. BOMの提出は不要。
4.3. 構築
・4.3.6. 記載されているハンドルは、「ロボットに取り付けられるハンドルは、ロボットの上部に設置されるものとし、審判などのチームメンバー以外の第三者も容易に認識でき、片手で水平に、安定して持ち上げることができるもの」であること。
・4.3.7. 競技進行停止の時は事前に説明があれば2つ以上のスイッチでも再スタート可能とする。
5.3. 競技開始
・5.3.1. 競技時間(得点走行開始前)に、ロボットの電源を入れ、実際にアリーナを走行させても良い。
・5.3.5. 得点走行を開始したら、ロボットを競技エリアから出すことはできません。得点走行前は可能です。
5.6.得点
・5.6.1 次のタイルへの到達基準は、ラインとレースをした状態でロボットの本体部分の半分以上が次のタイルに入った時点とします。ただし、得点要素のあるタイルが2つ連続し、かつ2つ目のタイルの得点要素がギャップ、障害物の場合などで、2つ目のタイルへの到達基準をロボットが満たすことが困難なコースレイアウトの場合は、2つ目の得点要素の成功により、連続した2つの得点を認めます。
6. 競技会
採用しない
7. オープンな技術評価
実施しない
チャレンジクラス事項
■被災者
・被災者は、緑のカッティングシート、黒色のカッティングシートもしくはビニールテープを使用する。
・緑、黒のカッティングシート、アリーナの交差点の緑マーカー、ラインの黒と反射率、RGB値が異なる場合がある。
・被災者は数は未定ですが、複数個設定します。
・2026年のルールに例示されているものに近い形式の被災者を配置します。
■競技時間
8分の予定
■ローカルルール
その他
・5.2.4「エンジニアリングジャーナル」の提出は不要。
レスキュー担当 山口

