2016大会・ダンス競技の様子
ロボカップジュニア2016千葉ノード大会でのダンス競技の様子をお伝えしたいと思います。
ダンス競技は、プライマリとセカンダリ、各1チームの参加がありました。どちらも中学生のチームです。
プライマリがチーム「The Beauties of Nature」
セカンダリがチーム「TEMPO183」
です。
両チームとも、選手が準備する場であるパドックで、ロボットや舞台装置のセッティングを進めます。
ダンスはお二人の審査員に、審査をお願いいたしました。澁谷さまと竹間さまです。お二人には、リハーサルや発表の時間だけでなく、パドックで準備する選手の様子も見て頂きました。
リハーサルです。ロボットや舞台装置のセッティングは、リハーサルとはいえ、緊張している様子でした。
声をかけあって限られた時間のリハーサルを有効に活用しています。
リハーサルで気づいたことを、本番までの時間に改善につなげていきます。
いよいよ発表本番です。
チーム「The Beauties of Nature」は和装のロボットが扇を手に舞いました。
準備や発表内容について審査員との質疑応答の時間です。
審査員の方々がにこやかに質問して下さり、終始なごやかな雰囲気で行われました。
プレゼンテーションや質疑応答の時間は、ダンス競技ではロボットの実演と並ぶ重要な要素です。
選手たちは審査員からの質問やコメントを真剣に聞いて、答えていました。
次はチーム「TEMPO183」の発表です。
注意深くセッティングしています。
メタリックなロボットがドラムセットを演奏するというテーマです。
審査員からの質問にも、しっかりと答えていました。
審査員のお二方には、長い時間をかけて審査して頂きました。
2チームとも、関東ブロック大会に推薦となりました。
審査員の方々から、各チームで最も優れている点を部門賞として表彰しました。
チーム「The Beauties of Nature」には「設計と組み立て技術」賞を授賞しました。
チーム「TEMPO183」には「センサーの利用」賞を授賞しました。
審査員をして下さった澁谷さまより、コメントを頂いていますので、紹介いたします。
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調整時間中に様子を少し拝見し、両チームともにメンバー同士が積極的に
声を掛けあって作業をすすめる協調的な雰囲気を感じました。
このような雰囲気が、ロボットの挙動制御や相互作用の実現などの
高い創意工夫に結びついているものと思います。
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審査員のお二方には貴重な1日のお時間を本大会のために割いて下さり心より感謝しています。
ダンス競技に参加して下さった選手の皆さん、ご協力くださったメンター・引率者・保護者の皆さま、またスタッフの皆さまにも改めて御礼申し上げます。