2020大会・ライントレース競技ルール

2019年11月17日(日)に開催されるロボカップジュニア2020千葉ノード大会で、ライントレース競技が同時開催されます。ライントレース競技は、ロボカップジュニア競技ではありません。千葉ノード・オリジナルの競技で、初心者・入門者向けです。
この記事ではライントレース競技のルールについて説明します。参加申し込みについては、別の記事でお知らせします。
なお、ルールはロボカップジュニアのレスキューライン競技を意識して決めています。今回のライントレース競技のルールは昨年と同様で大きな変更点はありません。
 
[1]参加資格
・小学生から高校1年生まで。(サッカー・OnStage・レスキューの年齢制限とは異なります)
・線にそってロボットを動かそうとすることが適度な目標となるロボット入門者。(前回までの大会でライントレース競技に参加した人でも再び参加できます)
・千葉ノード大会で他の競技(サッカー・OnStage・レスキュー)に参加しない人。
・2人以上で1チームでの参加もできます。
・大会当日、ロボットやパソコン、工具など、参加に必要なものは各チームで用意してください。
 
[2]参加費
・1チーム500円です。
 
[3]ロボット
・スタート時に25cm四方の正方形に入る大きさであること。
・高さや質量(重さ)は特に制限しませんが適度な範囲にしてください。
・市販キットのままのロボット、ライントレース専用ロボットでも参加できます。ただし、プログラムを書きこむタイプのロボットに限定します。
 
[4]コース
・白地に黒のビニールテープで線を引きます。(白のプラスチックダンボールを使用する予定)
・線は交差しません。(十字路や丁字路はありません)
・線に直角や鈍角、鋭角の角はありません。直線となめらかな曲線のみです。
・隣の線とは15cm以上離れています。
・コースに壁や障害物などはありません。
・コース上に数ミリ程度の段差ができてしまうことはありえます。
↓前回大会のコース(コースは毎年異なります)
ライントレースコース
[5]計測・判定
・前のチームが競技を終了したら、すぐに競技を始められるように準備して下さい。
・審判の手動のストップウォッチで計測します。
・基準となるスタート位置からゴール位置までの時間を計測します。
・車体のすべてが線から外れた場合はコースアウトとみなします。
・コースアウトした場合は、すぐにコースアウトした位置の少し先に、選手が自分で車体を置きます。コースアウトした回数だけ20秒を、ストップウォッチによる計測時間に加えます。
・コースアウトが10回に達した場合、競技が終了となり完走になりません。
・ストップウォッチによる計測時間が3分を超えた場合、競技が終了となり完走にはなりません。
・競技の途中で、選手は競技終了を宣言できます。
 
[6]競技回数
・複数回、競技します。(参加チーム数によって変わるので回数は未定ですが、例年3回行います)
 
[7]表彰
・完走者全員に時間を記録した表彰状を渡します。
・上位入賞者には、副賞を用意しています。
・特に優れた工夫をしているチームには、審査員特別賞として「フロンティア賞」をお渡しします。