2021大会・レスキューラインルール事前連絡

千葉ノード大会でのルールについて連絡します。
2020年11月12日に追記・削除した箇所があります。(この文章と同じ色で記載されている箇所や横線で消されている箇所)
 
■適用ルール
ワールドリーグは2020年ルール
日本リーグは2021年ルール
詳細は以下のURLを参照してください
http://rcjjrescue.blogspot.com/2020/05/blog-post.html
http://rcjjrescue.blogspot.com/2020/05/blog-post_11.html
 
■アリーナ
床や壁は白のプラスチックダンボールを養生テープで貼り合せて作る。
必要に応じて、白のビニールテープや養生テープで補強・補修する。
・壁・・・・避難ゾーンには、高さ約10cmの壁がある。(通路、傾斜路には壁はない)
・戸口・・・設置するかどうかを含めて未定。
・ライン・・幅約20mmの黒ビニールテープまたは黒のカッティングシートをタイルに貼る。
・タイル・・白のプラダンを30㎝×30㎝に切ったもの。
・切れ目・・最大20cmの切れ目を設定する。
・障害物・・レンガなどを使用しタイルに固定しない。
・瓦礫・・・減速バンプはテープで床に固定し、上に黒線を貼る。
※壁はテープで固定するため、多少の凸凹がある。タイルの接続部分などは、段差や隙間がある。
※タイルの両面に黒ビニールテープまたは黒のカッティングシートが貼られている場合がある。
※避難ゾーンでロボットを壁に押し付けて姿勢を調整する動作をする場合は、競技開始前に主審に申告すること。
 
■被災者(ワールドリーグ)
・被災者には、LEGO NXT用のボール、および発砲スチロールのボール、ピンポン玉を使用する。
・表面をアルミテープで覆った被災者(生きている被災者)と、黒の布ガムテープで覆った被災者(死んだ被災者)
・被災者の重さは、約20g(LEGO NXT用のボール)、約5g(発泡スチロールのボール)、約2.5g(ピンポン玉)。
・被災者は審判が適当な位置に置く。個数はルールに従い、生きた被災者2個、死んだ被災者1個。
 
■被災者(日本リーグ)
・被災者は、緑のカッティングシート、銀色の導電性のアルミテープ等を使用する。
・緑のカッティングシート、アルミテープは、アリーナの交差点マーカー、避難ゾーン入口マーカーと異なる商品の場合がある。
・被災者の数は未定ですが、複数個設定します。
 
■レスキューキット
・ルールに沿った大きさで、出来るだけ軽いものを使用する。
・青色塗料、青色カッティングシートを使用している場合がある。
 
■チェックポイントマーカー
・コース設定時に置き場所を決定し公開する。(選手ミーティング時には設定している状態)
 
■レスキューキット
・ルールに沿った大きさで、出来るだけ軽いものを使用します。
 
■車検
・競技前に車検を行う。チ-ムメンバー全員で車検を受けること。
・チームメンバーが特定の技術的役割を担っていないと判断した場合や、特定のメンバー以外がロボットを説明できない場合はチーム自体を失格とする場合がある。
・車検項目は以下の3つである。
1. 25cm×25cmの戸口をくぐれる車体であること
2. 競技開始状態で30cm×30cmのタイルからはみ出ない車体であること
3. 停止・起動(リセット)方法の説明
4.ハンドルの確認(ワールドリーグのみ)
5. バッテリーの種類と安全対策
6. インタビュー(各自の役割や大会への取り組みを通して学んだこと)
・競技までに車検に合格できなかった場合、競技記録は正式記録とはならない。
★NXT LineLeaderやレーザーは使用禁止とする。ただしClass 1,2規格のレーザーのみ使用可。ロボカップジュニアで使用を認められた種類以外の無線通信機能を搭載しているロボットは、それが動作しないことをチームが証明すること。
 
■競技時間
8分
 
■競技回数
・1チーム 1回
 
■競技の開始
・前の競技が終了し、審判の準備ができしだい次の競技を開始します。
・各チームは競技の進行状況を確認し、自チームの順番の時にはアリーナに揃っているようする。
※競技順になった時に、そのチームがアリーナに居ない場合でも、探したり呼びに行ったりはしません。
・ワールドリーグのチームは競技開始までに避難場所タイルレベル1、レベル2のどちらを使うか、レスキューキットをスタート時に踏査するかを決定しておくこと。
・競技時間の中で、調整(センサーの値の確認、プログラムの修正)をすることができる。
・調整時間には、ロボットを競技エリアから出してパドックで作業することもできる。
・調整時間(得点走行開始前)に、ロボットの電源を入れ、実際にアリーナを走行させても良い。(ローカルルール)
・チェックポイントマーカーは、競技開始後8分の競技時間の中でチームメンバー(またはキャプテン)が最初に置くこと。主審がチェックポイントの位置を確認し走行の許可を出してから、キャプテンはロボットをスタートさせること。
・一旦得点走行を開始した後は、調整をすることはできない。
 
■順位付け
・1回の競技の合計点数で順位を決定する。
・同点の場合は競技時間の合計が短い方を優先とする
それでも順位が付かなかった場合には、順位決定戦を行う。(5点以外)
 
■ルール3.4検査
・エンジニアリングジャーナル、ソースコードの提出は不要。ただし、車検時に審判の判断により提示を要求する可能性がある。
 
■ルール解釈/「得点」審判のジャッジ・判断基準
ルールの運用は2020年版審判講習資料に従う。
http://rcjjrescue.blogspot.com/2020/10/blog-post.html
 
■注意事項
・ロボットやチームメンバーが故意に壁を壊すなど、アリーナを傷付けたり、汚した場合はそのチームは失格とする。
・得点走行中にロボットが破損しても、競技中の修復はできない。
・カテゴリー賞の評価(表彰)をしない。
・ルールでは、競技アリーナに近づけるのはキャプテンと副キャプテンだけ、となっているが、チームメンバー全員が競技の時にはアリーナの近くで見てよい。
・ルールでは、競技時間中調整中にロボットが自走することを禁止しているが、競技時間を使って自走させてもよい。
 
レスキュー担当 山口