2020大会・審査員紹介(1)

千葉ノード大会では、2012大会より、千葉ノード・オリジナルの審査員特別賞として、「フロンティア賞」を表彰しています。
 
ロボカップジュニアでは、「勝ち負け」ではなく、ロボカップジュニアの活動や経験を通して「どれだけ多くのことを学ぶか」を大切にしています。
千葉ノード大会としても、チャレンジ精神を持って取り組んで多くのことを学び、興味深いロボットを製作・制御したチームを表彰するため、フロンティア賞は創設されました。
参加チーム数の多いレスキュー競技とライントレース競技から、それぞれ1チームずつ、審査員によって選出されます。また、フロンティア賞を受賞したチームには、ご協賛の尼崎 僚平様・千絵様より、副賞をお渡しします。
 
審査員は、競技の様子や選手とのやりとりを踏まえて選出します。レスキューとライントレースのチームは、ぜひ積極的に審査員に日頃の学びや大会に参加して気づいたことを伝えてください。審査員の方は丁寧に審査して下さいます。
 
今回、フロンティア賞選考をご担当下さる、お二人の審査員を紹介いたします。
 
■中井 様
ライントレース競技の審査をして下さいます。千葉ノードOBです。
中高生のときに、レスキューB(現在のレスキューメイズ)やCoSpace Rescueに参加しました。
他のロボット大会にも参加し、2013年には知能ロボットコンテストでチャレンジコース優勝の経験もおありです。
現在は電気通信大学吉永研究室に所属する大学生で、FPGA(プログラマブルに論理回路を構成できるデバイス)を用いた計算の高速化を研究しています。ハードウェアとソフトウェアの協調設計が重要なので、ロボット製作に通じるものを感じるそうです。
 
■長谷川 様
レスキュー競技の審査をして下さいます。千葉ノードOBです。
チーム「こりおり」として、ロボカップジュニア2009ジャパンオープンでレスキューセカンダリ2位。サッカー競技やレスキューB(現在のメイズ)にも参加経験がおありです。
他のロボット競技会にも参加し、知能ロボットコンテスト2012・2013ではテクニカルコース2年連続優勝、全日本マイクロマウス大会ではマイクロマウスクラシック競技エキスパートクラス2位など、多彩な成果を残しています。
現在はロボット研究に従事し、2018 Amazon Robotics や IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint Chapter Young Award で受賞するなど、高い成果を出しています。