2026千葉・審査員紹介(フロンティア賞)

千葉ノード大会では、例年参加チームが多いレスキュー競技とライントレース競技で、審査員特別賞として「フロンティア賞」が用意されています。チャレンジ精神を持って取り組んだ、興味深いロボットを製作・制御したチームを表彰します。

フロンティア賞の審査のために、それぞれの競技で審査員がいらっしゃいます。競技の前後に、審査員が選手に声をかける場面もあるかと思います。選手の皆さんは、どうぞ自分たちの工夫を審査員にもお伝えください。審査員からアドバイスやコメントを頂ける機会ともなります。

■湯口 様 [レスキュー競技ご担当]
千葉ノードOBで、現在は東京理科大学先進工学部機能デザイン工学科の助教として、ロボット研究・教育に従事しておられます。生活支援を軸とした異分野と融合したロボット研究に関心をお持ちで、日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門での分野融合研究優秀表彰を筆頭に様々な学会からの受賞歴をお持ちです。また、千葉ノード大会以外にも、全日本学生マイクロマウス大会を始めとしたマイクロマウス競技の審査員とロボット競技での審査経験が豊富です。さらに、ドイツ・シンガポール・アメリカでのロボット研究・教育に関する留学経験より日本ロボット学会国際委員会委員をお務めになられてています。

大西 様 [ライントレース競技ご担当]
2013年度に千葉ノード大会ライントレース競技で優勝した経験をお持ちです。大学在学中はNHK学生ロボコンなどに出場し、日本ロボット学会優秀学生賞を受賞されました。現在は慶應義塾大学大学院 高橋正樹研究室 後期博士課程に所属し、人と共存するロボットの自律移動に関する研究をなさっています。今年9月にはROSCon JP 2025にて新たな経路追従手法の提案と実装公開について発表されています。